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【Unity】ダイナミックプール利用時のディスク同時障害発生時の挙動について
件名の件でコミュニティの話題を確認させて頂きましたが、いくつか答えが分かれているようにも見えたため本質問をさせて頂きました。
参考
■問い合わせの前提
お客様では、Unityのダイナミックプールをディスク20本でRAID6の構成としております。
上記構成ですと、スペア用の容量としてはディスク1本分が確保される認識です。この構成を踏まえて質問させて頂きます。
■確認させて頂きたい内容
①
最初に、ダイナミックプール利用時にディスク障害が発生した際の挙動を確認させて頂きたいのですが、以下の流れで合っていますでしょうか？
1) ダイナミックプール内のディスク1本で障害が発生
2) 故障したディスクのデータが各ディスクのスペア用領域にコピーされる
3) 2)完了後、ダイナミックプールとしては正常な状態となる
※ディスク1本が故障中でスペア領域が無い状態ではあるが、ダイナミックプールとしては問題無くサービス可能
②
①の挙動が正しい場合、ダイナミックプールかつRAID6の場合、同時故障は2本まで許容可能、という認識なのですが、認識相違ありますでしょうか？
上記したコミュニティの記事の中で、ダイナミックプール＋RAID6だと3本まで同時故障が許容されるといった旨の記載に見えたため、確認のため質問させて頂いております。
①の認識が正しい場合、1本故障時にスペア領域へのデータコピーが実行されている状況でもう1本故障したとしても、RAID6としてデータは保護されている状況と理解しています。
しかしながら、スペア領域のデータコピーが完了する前にさらにもう1本故障した場合、3本障害でDUもしくはDLとなる、と考えているのですが、この考えが正しいかどうか確認させて頂けますと幸いです。
※累計3本（同時故障は2本）までディスク故障は許容可能、という理解です。
私が別コミュニティの記事の内容を読み違えていたら恐縮なのですが、上記について教えて頂けますと大変助かります。。
Uehara Y.
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2024年3月21日 08:17
はい。ご認識の通りです！
Uehara Y.
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2024年3月12日 04:24
はい。合っています。
ありません。
以下2つのパターンについて回答します。
①ダイナミックプールのホットスペア領域しかもたないUnity
②ダイナミックプールのホットスペア領域に加え、物理的なホットスペアドライブが1本存在しているUnity
①の場合は、2本障害が発生した段階でホットスペア領域はデータの再構築に利用されてしまい、次のドライブ障害に対する残り領域がなくなりますが、RAID6の保護は過不足なく出来ています。
②の場合は、（3本が全く同じタイミングで障害を発生させない限り）3本障害が発生している状況でも物理的なホットスペアドライブに1本分、ホットスペア領域に2本分のデータが再構築されているので、RAID6の保護は過不足なく出来ています。
taka_h_y
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2024年3月14日 01:40
@Uehara Y 様
早速のご回答大変ありがとうございます！質問①について認識相違無いとのことで承知致しました。
質問を重ねてしまい恐縮なのですが、以下ご連絡内容についてもう少し確認させてください。
>①ダイナミックプールのホットスペア領域しかもたないUnity
>②ダイナミックプールのホットスペア領域に加え、物理的なホットスペアドライブが1本存在しているUnity
>
>①の場合は、2本障害が発生した段階でホットスペア領域はデータの再構築に利用されてしまい、次のドライブ障害に対する残り領域がなくなりますが、RAID6の保護は過不足なく出来ています。
ダイナミックプール（スペア領域1本）＋RAID6構成の場合、ご回答を踏まえると以下の理解であっていますでしょうか？
累計3本までディスク障害は許容され、3本同時障害の場合はDU/DLと認識したのですが、誤解しておりましたらご指摘頂けますと幸いです。
1) ディスク1本障害の場合
・ダイナミックプールのスペア領域が消費されるが、RAID6での保護は継続されるので、残り2本までディスク障害に耐えられる
2) ディスク2本同時障害の場合
・ダイナミックプールのスペア領域はRAID6の保護用に消費され、さらにRAID6で1本分消費されるが、残り1本までディスク障害に耐えられる？
3) ディスク3本障害（時間差有）の場合
・2)での2本障害状態にさらに1本追加で障害が発生するが、まだ許容可能。しかしこれ以上ディスク障害が発生するとDUもしくはDLとなる。
4) ディスク3本同時障害の場合
・スペアの領域が使用不可となり、RAID6のデータ保護も不可となるため、DU/DLとなる。
Uehara Y.
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2024年3月14日 03:59
前回の回答はRAID6をベースとしたダイナミックプールで、ダイナミックプール内にあるホットスペア「領域」がドライブ2本分ある（およびその条件に加え物理的なホットスペアドライブが1本存在）という前提で回答していることに気が付きました（すいません。。）
今回の回答ではRAID6をベースとしたダイナミックプールで、ダイナミックプール内にあるホットスペア「領域」がドライブ1本分、その他に物理的なホットスペアドライブが1本存在という前提で回答させて頂きます。
最初に消費されるのは物理ホットスペアドライブ（ホットスペア「領域」ではない）であると記憶しています。また、その状態でもまだ1本分のホットスペア「領域」が残っているので、次のドライブ障害が発生してもRAID6の保護は継続されます。そのためにその状態から更に3本ダウンしてDU/DLという状態になるはずです。
ホットスペア「領域」も物理ホットスペアドライブも消費されてしまうことになりますが、RAID6の保護は出来ているので残り2本までのディスク障害に耐えられるはずです。
2)と同じ理由でDUにもDLにもならないです。
はい。スペアの領域に書き込むためのデータ再構築が出来ないためにDU/DLになります。
taka_h_y
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2024年3月21日 05:58
@Uehara Y. 様、
本件ご連絡が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
また、情報について大変ありがとうございます！
改めて私のご連絡内容を確認したところ、非常に分かりづらい内容となっておりましたため訂正させてください。。
正）ダイナミックプール＋RAID6構成
誤）ダイナミックプール（スペア領域1本）＋RAID6構成
※"スペア領域1本"は、物理的なディスクでは無く、ダイナミックプールで自動で構成されるスペア領域を意図しておりました。。
「物理的なホットスペア用ディスクは無い」という前提ですと、頂いた回答も踏まえると以下の理解となりますが、認識相違無ければクローズとさせて頂ければと考えております。※何度も申し訳ございません。。。
1本障害：許容可能（スペア領域利用するため、残り2本まで故障可能）
2本同時障害：許容可能（スペア領域もデータ再構成で利用するため、これ以上のディスク故障は許容できない）
2本障害（時間差）：許容可能（スペア領域＋RAID6のうち1本を利用するため、残り1本まで故障可能）
3本同時障害：許容不可（スペア領域へのデータ退避が不可となるため、DU/DLが発生）
3本障害（時間差）：許容可能（スペア領域＋RAID6の2本を利用するため、これ以上のディスク故障は許容できない）
taka_h_y
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2024年3月21日 11:36
@Uehara Y. 様、
ご確認頂き大変ありがとうございました！ご支援いただいたおかげで内容理解出来ました。
本件ご協力頂き誠にありがとうございました！