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2017年9月4日 01:00

VNXe3200/Unity:WindowsでのiSCSI LUN向けMPIOの構成(000335945)

バージョン:3

記事タイプ:不具合修正

対象読者:レベル30 = お客様

最終発行日:201696日火曜日20:05:18GMT

概要:

Windows Server 2008および2012上のMPIOVNXe3200 iSCSI LUNで使用するための構成手順を追って説明するドキュメント。

問題:         複数のネットワーク パス(MPIO)を使用してVNXe3200上のiSCSIストレージLUNに接続できるようWindows Server 2008R2)およびWindows Server 2012R2)を構成します。

マルチパスI/OMPIO)は、ネットワーク接続に冗長性を提供する機能です。ネットワーク パスで障害が発生すると、MPIOによってストレージ デバイスにアクセスするための代替パスが自動的に選択されます。Windows Server 2008およびWindows Server 2012には、ファイバ チャネル、iSCSISAS共有ストレージと連携するMPIO機能が組み込まれています。または、外部のソフトウェア(EMC PowerPathなど)を使用してストレージ サブシステムへの複数パスを管理できます。

EMC PowerPathの詳細については、https://www.emc.com/ja-jp/storage/powerpath/powerpath.htmを参照してください。

MPIOを機能させるには、WindowsホストおよびVNXeにも2つ以上のネットワーク インターフェイス(IPアドレス)が構成されている必要があります。冗長性を向上させるためにこれらのIPアドレスは複数の異なるサブネット(ブロードキャスト ドメイン)に置くことをお勧めしますが、必須ではありません。

iSCSIで使用するIPインターフェイスを作成する方法については、Unisphereのオンライン ヘルプで「[Settings and configuration]>[Manage storage servers]>[Create an iSCSI interface]」のトピックを参照してください。iSCSIネットワーク インターフェイスの作成ウィザードでは、SPごとに2つのインターフェイスを作成できます。ポートごとに作成する各インターフェイスで、固有のポートIQNが作成されます。


4th.jpg

これらのIQNによって、IQNが属しているSPとそのポートを特定できます。

たとえば、iqn.1992-04.com.emc:cx.fnm00xxxxxxxxx.a0というIQNの最後の2文字は、IQNSPAeth2ポートに属していることを示します。

同様に、該当の文字がb1である場合は、SPBeth3ポートに属していることを意味します。


Windows MCS
(複数接続セッション)は、ロード バランシングとリンク障害に対するフォールト トレランスも提供します。ただし、MCSは、VNXe3200に適したマルチパス ソリューションではありません。MPIOは、DSM(デバイス固有モジュール)を使用しているため、より堅牢で信頼性が高い機能です。DSMはストレージ ベンダーに固有であり、ストレージ アレイの制御を強化できます。MCSの詳細については、ブログhttp://technet.microsoft.com/en-us/magazine/ff679916.aspxを参照してください。

解決方法:MPIOの動作条件:

  • それぞれ1つのIPアドレスを持つ2つ以上のネットワーク アダプタでWindows Server 2008/2012を構成します。
  • 2つ以上のIPインターフェイスを使用してVNXeiSCSIサーバを構成します。
  • Windows ServeriSCSIイニシエータ サービスを起動します。

次に、構成ステップの概要を示します。

  1. MPIOのインストール
  2. iSCSIイニシエータのマルチパス用の構成
  3. iSCSIイニシエータのiSCSIストレージ用の構成
  4. レジストリ値の変更
  5. Microsoftフェールオーバー クラスタでのMPIOの構成

  1. MPIOのインストール (Windows Server 2008では、次の手順を実行します。)

          1. サーバー マネージャーを開きます。

          2.[機能]を右クリックし、[機能の追加]を選択します。

          3.機能の追加ウィザードで、[マルチパス I/O]ボックスをオンにして、[次へ]をクリックします。

          4.確認用ウィンドウで[次へ]をクリックします。

          5.インストールが完了したら、[閉じる]をクリックします。

         

          Windows Server 2012では、次の手順を実行します。

     1.サーバーマネージャーを開きます。

     2.ダッシュボードで、[役割と機能の追加]をクリックします。

     3.[役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択し、[次へ]をクリックします。

     4.サーバ プールからサーバを選択し、サーバ名をクリックして[次へ]をクリックします。

     5.[役割]リストが表示された場合は、[次へ]をもう一度クリックして[機能]リストに移動します。[マルチパス I/O]ボックスをオンにし、[次へ]をクリックします。

     6.[インストール]をクリックして、完了したら閉じます。

II. 複数パスを使用するiSCSIイニシエータの構成

iSCSIイニシエータをコントロール パネルで最初に開いたときに、サービスを開始するよう求めるプロンプトが表示されたら、[はい]をクリックしiSCSIサービスを開始します。WindowsホストでiSCSIイニシエータの構成を始める前に、VNXe3200でのiSCSI接続の仕組みを理解する必要があります。このモデルには、iSCSIターゲットのブロック レベル実装があります。各SPiSCSIのインターフェイス(EthernetまたはFC)を作成するだけです。iSCSI用に単一のインターフェイスを使用することはできますが、SPごとに1つのインターフェイスを作成することをお勧めします。SPで障害が発生すると、LUNがトレスパスされ、ピアSPIPインターフェイスからアクセスできます。

他のOSでのiSCSIの構成の詳細については、「Using a VNXe3200 System with Fibre Channel (FC) or iSCSI LUNs」ドキュメント(https://support.emc.com)を参照してください。

次のステップに従って、VNXe3200上のiSCSIターゲットへの複数パスを持つiSCSIイニシエータを構成します(Windows Server 20082012の両方に同じステップが適用されます)。

  1. iSCSIイニシエータで、[探索]タブをクリックします。
  2. [ポータルの探索]ボタンをクリックします。
  3. iSCSIサーバのIPアドレスを入力します。
  4. [ターゲット]タブをクリックします。このVNXe3200で作成されるiSCSI IPインターフェイスの数に応じて、その数のIQNがここに表示されます。接続ステータスは[非アクブ]になります。4th.png
  5. ISCSIポートのIQN(たとえば、a0で終わるIQN)を選択し、[接続]をクリックします。
  6. [複数パスを有効にする]のチェックボックスをオンにし、[詳細]ボタンをクリックします。
  7. [ローカルアダプタ]でMicrosoft iSCSIイニシエータを選択します。
  8. [イニシエーター IP]で、VNXea0インターフェイスと同じサブネットにあるホストインターフェイスのIPアドレスを選択します。
  9. [ターゲットポータル IP]で、VNXea0インターフェイスのIPを選択します。


4th.png

10.CHAP(オプション)を使用する場合は、[CHAP ログオンを有効にする]のチェックボックスをオンし、ターゲットのシークレットを指定します。ターゲットのCHAPシークレットは、VNXe Unisphereの[Settings]>[iSCSI Settings]>[CHAP Security]タブ(以下のスクリーンショット)で構成されるパスワードです。


4th.png

11.    [OK]を2回クリックして、[iSCSI イニシエーターのプロパティ]ページに戻ります。接続のステータスが[接続済み]になります。

12.    VNXeの他のiSCSIインターフェイス(b0、a1、b1で終わるIQNなど)についてステップ1~11を繰り返します。

13 .  .完了後に、iSCSIイニシエータは次のようになります。

4th.png




III. iSCSIストレージ用のMPIOの構成(Windows 20082012の両方で同じ)

    1. [コントロールパネル]から[MPIO のプロパティ]ウィンドウを開きます。
    2. 次のスクリーンショットは、構成されていない初期の[MPIO のプロパティ]ウィンドウの最初の2つのタブを示しています。


4th.png

iSCSI デバイスのサポートを追加する]のチェックボックスをオンにする必要がありますが、有効なiSCSIディスクをサーバに追加するまで実行できせん。このホストに対してiSCSIストレージをまだプロビジョニングしていない場合は、「複数パスを使用するiSCSIイニシエータの構成」セクションのステップに従って作業してからこのステップに戻り、有効化します。

     3.再起動するかどうか確認されたら、[いいえ]を選択します。1つ以上のステップを完了したら再起動します。

     4.[マルチパスの検出]タブをクリックし、[iSCSI デバイスのサポートを追加する]ボックスをオンにします。

     5.MPIO デバイス]タブをクリックし、[追加]ボタンをクリックします。

     6.[デバイスのハードウェア ID]にEMC Celerraと入力します。

EMCの後に5つスペースとCelerraの後に9つのスペースがあることに注意してください。これは、ハードウェアIDが、それぞれ8文字と16文字のベンダーIDと製品IDで構成されているためです)。

     7.OK]をクリックすると、ホストを再起動するよう求められます。[はい]をクリックして、再起動します。

     8.再起動後、MPIOのプロパティは次のようになります。


4th.png

IV. レジストリ値の変更

ISCSIイニシエータとMPIOを使用した前述の構成で、iSCSI LUNはホストで使用可能になります。ただし、ストレージ プロセッサー(SP)で障害が発生すると、障害SPが所有するLUNの所有権がピアSPに転送(LUNトレスパス)されます。この動作は比較的迅速に行われますが、ネットワークの問題により発生する可能性がある長い遅延を許容するようにホストを構成することをお勧めします。このためには、いくつかのレジストリ値を変更する必要があります。

  1. Windowsで、regedit.exeコマンドを実行してWindowsレジストリ エディタを起動します。
  2. Windowsレジストリ エディタを使用して、Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\に移動し、[CurrentControlSet]を右クリックして[検索]を選択し、以下のレジストリ値を検索して編集します。これらは、次のレジストリ キーの下にあります。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{***}\***\Parameters***は、コンピューターに固有の番号を表示します。

注:レジストリには、複数の「ControlSet」値があります。検出した値へのパスがCurrentControlSet内にあるか確認します。CurrentControlSet内にない場合は、検索をもう一度実行してCurrentControlSet内に移動します。CurrentControlSet以外のControlSetsに変更を加えても、それらの変更がシステムに影響を与えることはありません。

レジストリ値

手順

レジストリ値の説明

LinkDownTime

600に設定します 10進値)。

この値では、ターゲットへの接続が失われた場合にリクエストがデバイス キューに保持されて再試行されるまでの長さを指定します。MPIOがインストールされている場合に、この値が使用されます。MPIOがインストールされていない場合は、MaxRequestHoldTimeが使用されます。このデフォルト値は15秒です。

AsyncLogoutPauseTimeout
(新しい値)

このREG_DWORD値をLinkDownTimeと同じキーに追加します。600に設定します(10進値)。

これは、非同期のログアウトを受信した後、イニシエータがI/Oキューを一時停止する秒数です。

デフォルト値は10秒です。

この値を変更する必要がある場合、変更を有効にするために再起動が必要です。

または、イニシエータ ドライバをアンロードしてから再ロードして変更を有効にすることもできます。Windowsの「デバイス マネージャー」のGUIで、[SCSI および RAID コント ローラー]を確認します。[Microsoft iSCSI イニシエーター]を右クリックし、[無効]を選択してドライバをアンロードします。次に[有効]を選択すると、ドライバが再ロードされます。

DelayBetweenReconnect PortalRetryCount

DelayBetweenReconnectの値を見つけます。
PortalRetryCount * DelayBetweenReconnect = 600
10進数)になるようにPortalRetryCount値を設定します。

PortalRetryCount:この値を使用して、ポータルが停止した場合に、ターゲット ポータルへの接続リクエストを再試行する回数を決定します。

このデフォルト値は1です。

DelayBetweenReconnectFullFeatureフェーズ中に接続が切断されると、ドライバは再ログインを試みます。このパラメーターでは、再ログイン試行間の遅延を設定します。

デフォルト値は1秒です。

MaxRequestHoldTime

MaxRequestHoldTime値が60010進数)に設定されているか確認します。

ターゲットへの接続が失われ、接続が再試行された場合にリクエストがキューに保持される最大時間(秒単位)です。この保持期間の後、リクエストは「error no device」で失敗し、デバイス(ディスク)はシステムから削除されます。

デフォルト値は60秒です。

SRBTimeoutDelta

PowerPathを使用している場合は、この値を設定する必要があります。100に設定します(10進数)。

さまざまなリクエストのクラス ドライバ(disk.sysなど)で設定されるタイムアウトでは、ネットワーク遅延が考慮されません。この値は、クラス ドライバで設定されたタイムアウトを増やすために使用されます。

SRBTimeoutDelta5秒以上に設定できます。この値よりも低い場合、イニシエータでは15が使用されます。SRBTimeoutDeltaは、クラス ドライバで設定されたタイムアウトに追加されます。

デフォルト値は15秒です。

これらの値がまったく見つからない場合、iSCSIイニシエータがインストールされていることを確認します。

V. Microsoftフェールオーバー クラスタでのMPIOの構成

     1.フェールオーバー クラスタに参加しているすべてのノードは、前述したステップ(MPIOiSCSIイニシエータ、レジストリ値)に従って同じように構成する必要があります。

     2.フェールオーバー クラスタのすべての前提条件でノードを設定した後、以下に示すドキュメントのステップに従って、インストールおよび構成します。

Windows Server 2008の場合 - http://technet.microsoft.com/en-us/library/ff182326(v=ws.10).aspx

     Windows Server 2012の場合 - http://blogs.msdn.com/b/clustering/archive/2012/05/01/10299698.aspx

     3.ストレージ構成要件は、Windows Server 2008またはWindows Server 2012のフェールオーバー クラスタについても同じです。このクラスタをHyper-V、ファイル サーバ、SQLExchangeまたはその他のアプリケーションのいずれに使用している場合でも同じ要件が適用されます。

構成後に、マルチパス機能を確認するにはどうしたらよいのでしょうか。

GUIおよびCLIを使用する2つの方法があります。

GUIを使用する場合:

  1. iSCSIイニシエータを開き、[ターゲット]タブをクリックして[デバイス]ボタンをクリックします。
  2. [デバイス]ウィンドウで、[MPIO]ボタンをクリックします。

[デバイスの詳細]ウィンドウに、ロード バランシング ポリシーおよびLUNデバイスのパスのリストが表示されます。

4th.png


CLIを使用する場合:

mpclaimコマンドを実行して、ディスクとそのディスクにアクセスするためのすべてのパスを確認します。mpclaimコマンドを使用して多くの構成を実行できますが、この記事では扱いません。

パスとディスク数を把握するには、

Mpclaim v を実行します。

たとえば、mpclaim

  • v mpio-config.txtとなります。

このmpio-config.txtファイルを開くと、次のような内容が表示されます。

MPIO Storage Snapshot on Friday, 30 January 2015, at 23:21:58.591

Registered DSMs: 1

================

+--------------------------------

|-------------------

|----

|

----|

----|---

|

-----+

|DSM Name

|

Version

|PRP | RC | RI |PVP| PVE |

|--------------------------------

|-------------------

|----

|----

|----

|---|

-----

|

|Microsoft DSM

|006.0003.09600.16384|0020|0003|0001|030|False|

+--------------------------------

|-------------------

|----

|

----|

----|---

|

-----+

Microsoft DSM

=============

MPIO Disk2: 04 Paths, Round Robin with Subset, Implicit and Explicit SN: 60616061A0380785EC054967F7D5B

Supported Load Balance Policies: FOO RRWS LQD WP LB

Path ID

State

SCSI Address

Weight

---------------------------------------------------------------------------

0000000077030003 Active/Optimized                    003|000|003|002           0

* TPG_State: Active/Optimized , TPG_Id: 2, TP_Id: 15

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...       (B|D|F: 000|000|000)

Controller: 46616B65436F6E74726F6C6C6572 (State: Active)

0000000077030002 Active/Unoptimized 003|000|002|002 0 TPG_State: Active/Unoptimized, TPG_Id: 1, TP_Id: 1

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator... (B|D|F: 000|000|000) Controller: 46616B65436F6E74726F6C6C6572 (State: Active)

0000000077030001 Active/Unoptimized 003|000|001|002 0 TPG_State: Active/Unoptimized, TPG_Id: 1, TP_Id: 2

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator... (B|D|F: 000|000|000) Controller: 46616B65436F6E74726F6C6C6572 (State: Active)

0000000077030000 Active/Optimized                    003|000|000|002           0

* TPG_State: Active/Optimized , TPG_Id: 2, TP_Id: 14

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...       (B|D|F: 000|000|000)

Controller: 46616B65436F6E74726F6C6C6572 (State: Active)

MSDSM-wide default load balance policy: N\A

No target-level default load balance policies have been set.

================================================================================

前述の出力では、このホストに対してプロビジョニングされた4つのパスと1つのiSCSI LUNが示されています。デフォルトの組み込み型MPIOドライバであるMicrosoft DSMを使用しています。VNXeの場合、EMCにより提供されるDSM(デバイス固有モジュール)はありません。マルチパスにEMC PowerPathを使用している場合、さまざまなタイプのアレイを管理する複数のDSMが付属しており、VNXeを管理することもできます。次のmpclaim出力は、PowerPathがインストールされている場合のものです。

MPIO Storage Snapshot on Friday, 30 January 2015, at 23:11:39.514

Registered DSMs: 6

================

+--------------------------------

|-------------------

|

----|

----|

----|

---|

-----+

|DSM Name

|

Version

|PRP | RC | RI |PVP| PVE |

|--------------------------------

|-------------------

|----

|----

|----

|---

|-----

|

|Microsoft DSM

|006.0001.07600.16385|0005|0003|0001|030|0True|

|EMC PowerPath DSM for Symmetrix |005.0007.00168.0000|0005|0003|0001|030|0True| |EMC PowerPath DSM for CLARiiON |005.0007.00168.0000|0005|0003|0001|030|0True|

Microsoft DSM

=============

No devices controlled by this DSM at this time!

EMC PowerPath DSM for Symmetrix

===============================

No devices controlled by this DSM at this time!

EMC PowerPath DSM for CLARiX

==============================

|EMC PowerPath DSM for Generic

|005.0007.00168.0000|0005|0003|0001|030|0True|

|EMC PowerPath DSM for Invista

|005.0007.00168.0000|0005|0003|0001|030|0True|

|EMC PowerPath DSM for XtremIO

|005.0007.00421.0000|0005|0003|0001|030|0True|

+--------------------------------

|-------------------

|----|----|----|---|-----+



MPIO Disk12: 04 Paths, Vendor-specfic, ALUA

Not Supported SN:

6006016055E0340035A3CB548BD1BB2B

Supported Load Balance Policies: FOO RR

LQD LB VS

Path ID    State    SCSI Address Weight  

---------------------------------------------------------------------------  

0000000080030300 Active/Optimized    003|000|003|001    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

0000000080030200 Active/Optimized    003|000|002|001    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

0000000080030100 Active/Optimized    003|000|001|001    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

0000000080030000 Active/Optimized    003|000|000|001    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)


MPIO Disk11: 04 Paths, Vendor-specfic, ALUA Not Supported

SN: 6006016055E03400D4A0CB547A6B5B2F

Supported Load Balance Policies: FOO RR LQD LB VS

Path ID    State    SCSI Address Weight  

---------------------------------------------------------------------------  

0000000080030300 Active/Optimized    003|000|003|000    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

0000000080030200 Active/Optimized    003|000|002|000    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

0000000080030100 Active/Optimized    003|000|001|000    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

0000000080030000 Active/Optimized    003|000|000|000    0

Adapter: Microsoft iSCSI Initiator...    (B|D|F: 000|000|000)

Controller: FNM00XXXXXX15    (State: No Controller)

EMC PowerPath DSM for Generic

=============================

No devices controlled by this DSM at this time!

EMC PowerPath DSM for Invista

=============================

No devices controlled by this DSM at this time!

EMC PowerPath DSM for XtremIO

=============================

No devices controlled by this DSM at this time!

MSDSM-wide default load balance policy: N\A

No target-level default load balance policies have been set.

================================================================================

プライマリ  VNXe3200

製品:

製品:       VNXe3200VNXe2シリーズ、VNXe1600Unityファミリー





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